サマーナイトVの眞杉匠「G1優勝でグランプリ決めたい」、吉田拓矢「古性さんの牽制凄かった」/松戸競輪G2・決勝後コメント

AI要約

南関勢が想定外の展開で頑張って優勝した一方、眞杉選手は最終戦での落ち着いた走りを誇り、脇本選手は力負けを感じながらも次に向けて意気込んでいる。

脇本選手は不利な状況からスタートしたものの、眞杉選手の強さを目の当たりにし、眞杉選手への尊敬の念を口にした。一方の宮本選手は敗因を振り返りつつも、今回の課題を克服すべく次の戦いに向け準備を進めている。

今シリーズを通し、各選手は様々な相手との力比べを経て成長を遂げ、次に活かすべく課題や強化点を見つけた。それぞれが次の舞台に向けて前進している様子がうかがえる。

サマーナイトVの眞杉匠「G1優勝でグランプリ決めたい」、吉田拓矢「古性さんの牽制凄かった」/松戸競輪G2・決勝後コメント

 松戸競輪場の「サマーナイトフェスティバル(G2)」が15日に幕を閉じた。最終日の12R S級決勝で1着~3着に入った選手のコメントを紹介する。(アオケイ・宮本記者)

 南関勢が後ろの作戦はなかった。想定外の展開だったけど、終始凄いカカリだった。脇本さんが北井さんの番手に入ったのは分かったし、遅れたらいけないので集中していました。遅くなると古性さんと被ってしまうし、仕掛けたタイミングは良かったと思う。古性さんの牽制が凄くて、だいぶ外を踏まされたけど、それくらいは来ると思っていた。モロに受けないように気を付けながらがむしゃらに踏んだ。前半戦は(ケガもあり)良い走りが出来ずにずっと不安だった。ここに来ての今年ビッグ初優出ができたので次に繋がると思う。松戸はチャレンジ、1・2班戦も含めて優勝がなかった。ここにきて優勝できたのは嬉しいですね。(年明けは練習中のケガから始まったが)ケガは付きもの、対処していくのも選手。前半戦は成長できたと思う。(GIは)あと3つ残しているけど、自分が獲ったオールスターに競輪祭。そして地元で開催される共同もあるので、攻める姿勢で挑みたい。しっかり自分のスタイルは崩さず、GIを優勝してGPを決めたい。

 眞杉は南関が前なら力勝負をすると言っていたけど、近畿勢が前を取った。脇本さんの走りがいつもと違うなと思っていました。眞杉は終始、落ち着いていましたね。自分はとにかく眞杉に遅れないようにだけ気を付けていた。古性さんの牽制が凄くて車輪を引っこ抜いて付いていった。あのまま入っていたら危なかったですね。このまま眞杉の優勝だなと思いました。眞杉は後輩だけど尊敬しますね。

 車番も悪いし、後ろになっちゃうなと。それでもなったところから行こうと思っていた。顔見せから脇本君は絶対に行くなと分かっていました。内か外か迷っている間に踏んだり辞めたりになってしまい、そこで脚を削られてしまった。レースが支配できなかったことが今回の敗因。今日はスタートの並びで眞杉の優勝だなと思った。自分もあの位置が欲しかったけど、車番も悪いし難しかった。(今シリーズを通しては)決勝に勝ち上がるまでに良い相手と力比べをして力を発揮できた。(自分の力が)通用する感じがあった。自分は次の出番に備えて準備するだけ。今回はいい課題が見つかったので、持ち帰って強化していきたい。