広島・アドゥワが今季自己ワーストの4回10安打6失点で降板 初回から毎回失点 5月26日以降白星なし

AI要約

広島のアドゥワ誠投手が今季自己ワーストのピッチングを見せ、4回で10安打6失点を喫した。

アドゥワは初回から安定感を欠き、毎回失点を重ねる展開となった。

開幕ローテーション入りしたアドゥワだが、白星からは遠ざかっている状況だ。

広島・アドゥワが今季自己ワーストの4回10安打6失点で降板 初回から毎回失点 5月26日以降白星なし

 「DeNA-広島」(15日、横浜スタジアム)

 広島のアドゥワ誠投手が今季自己ワーストとなる4回10安打6失点(自責5)で降板した。毎回失点で4-0の四回に牧に2ランを浴びると、マウンド上で片膝を突いてうなだれた。

 初回から安定感を欠いた。先頭・梶原、度会に連打を許すと、佐野に内角球を捉えられて、右翼への先制二塁打を浴びた。さらに牧に四球を献上。満塁のピンチから宮崎に犠飛とされ、2点目を失った。

 二回もリズムを作れない。1死から投手・浜口のゴロをアドゥワがはじき、二塁手・菊池がファンブル。その後、またしても梶原、度会に連打され、佐野の犠飛で加点された。

 三回は2死から京田に二塁打を浴びると、森敬斗に適時二塁打を食らった。何度も首を振り、自身へのやるせなさをあらわにした。そして四回も2死から佐野に右前打を許し、牧に低めのスライダーを拾われて左中間へ2ランを被弾した。

 右腕は開幕ローテ入りを果たし、今季はここまで12試合に登板し、5勝2敗、防御率3・06だった。白星は5月26日・DeNA戦から遠ざかっている。