先発投手陣が手薄のドジャースが若手有望株ライアンを抜擢 投手転向から2年以内、先発最長投球回は5回

AI要約

ドジャースで若手投手リバー・ライアンの昇格が予定されている。彼は元内野手で、2年で投手転向を果たし急成長している。不安を抱えながらの昇格となるが、メジャーでどれだけ活躍できるか注目される。

ライアンは内野手としてドラフト指名されたが、ドジャースで投手に転向。23年の成績を経て、今春には若手有望株ランキングに33位に入った。スピード昇格を果たす。

肩の疲労や春のキャンプ欠場など不安材料もある中、ライアンはまだプロで75球以上を投げたことがない状況。メジャーでの投球でどれだけの実績を残せるかが問われている。

先発投手陣が手薄のドジャースが若手有望株ライアンを抜擢 投手転向から2年以内、先発最長投球回は5回

 故障者続出で先発投手陣が手薄になっているドジャースで、オールスター後、トップの若手有望株リバー・ライアン投手(25)が昇格する予定だと、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が報じた。

 ライアンが入ることで、ドジャースのローテーションは、ギャビン・ストーン、ランドン・ナック、ジャスティン・ロブレスキに続き、4人が新人となる。ライアンは元々は内野手。21年にパドレスに11巡目でドラフト指名された。ドジャースは彼の才能に目を付け、内野手マット・ビーティとのトレードで獲得、投手に転向させた。

 以降、ライアンは投手として急成長。23年には2Aと3Aで104回1/3で110奪三振を記録し、防御率3.80。この春「ジ・アスレチック」の若手有望株ランキングで全体33位に入っている。投手転向から2年以内のスピード昇格となる。

 不安を抱えながらの昇格となる。今春、肩の疲労を訴え、キャンプでは登板せず。3Aの試合で初めて投げたのは6月だった。今季ここまで7試合、20回1/3しか投げていない。7月10日の試合で5イニングを投げたが、これがプロ最長で、まだ75球以上を投げたことがない。果たしてメジャーでどれだけ投げられるのだろうか。