大谷翔平が前半戦最終戦で2戦連続マルチ安打 前田健太からも内野安打

AI要約

大谷翔平投手が連続して安打を放ち、2試合連続のマルチ安打を達成。

大谷は3打席目に内野安打、4打席目に右前安打を記録し、前日にはメジャー通算200号を達成。

次の試合で本塁打を放てば4年連続の30号、2本塁打で日米通算250号を達成する可能性がある。

大谷翔平が前半戦最終戦で2戦連続マルチ安打 前田健太からも内野安打

◆米大リーグ タイガース―ドジャース(14日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日)、前半戦最終戦の敵地・タイガース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、8回2死走者なしの4打席目で右前安打を放った。3打席目の前田から放った内野安打に続き、2打席連続安打で2試合連続のマルチ安打となった。

 ルペンデーのタイガースの先発は、右腕のボー・ブリスキー投手(26)。大谷は昨年1打席、今季は3連戦初戦の12日(同13日)に1打席で対戦しているが、いずれも空振り三振と相性は悪かった。初回先頭の1打席目は中直。初球を打球速度11・3マイル(約179・1キロ)ではじき返したが中堅手の守備範囲だった。

 3点をリードした3回先頭の2打席目は、2日前の3連戦初戦で勝ち越しの適時二塁打を放った2番手左腕・ホルトンと対戦。2ボールからシンカーを打球速度108・1マイル(約174・0キロ)と鋭い当たりだったが、右翼手正面への右直に倒れた。

 2点リードの5回2死走者なしの3打席目は、救援に配置転換になってから初めての登板だった前田健太投手(36)と対戦。カウント2ボール、1ストライクからスプリットをはじき返し、遊撃手が捕球しきれない打球速度108・5マイル(約170・3キロ)の当たりで、3試合連続安打となる内野安打とした。その後は二盗を試みたが失敗。これまでの前田VS大谷は19年に本塁打を放つなど8打数2安打2打点、1本塁打だった。

 1点リードの8回2死走者なしの4打席目は左腕・チェフィンと対戦して、右前安打を放ち、2試合連続のマルチ安打とした。

 前日13日(同14日)の同カードでは、初回の1打席目に右翼線へ三塁打を放つと、同点の5回には一時勝ち越しとなる右翼ポール際へ29号ソロを放ち、日本人史上初のメジャー通算200号の節目を迎えた。6試合、24打席ぶりのアーチを描くなど4打数2安打2打点、2四球3得点1盗塁と奮闘したが、チームは9回の5点リードを守れずサヨナラ負けを喫した。

 この試合で2試合連続となる本塁打を放てば、4年連続4度目のシーズン30号に到達。2本塁打を放つと、日米通算250号の節目を迎える。