NZ勢初の全英制覇! リディア・コが逆転でメジャー通算3勝目 西郷真央、岩井明愛が7位

AI要約

リディア・コが全英女子オープンで優勝し、メジャー通算3勝目を達成。

日本勢は西郷真央と岩井明愛が好成績を残し、来年の出場権を得る。

申ジエを含むトップ選手たちが激しい戦いを繰り広げ、最終的にリディアにトップを明け渡す。

<AIG女子オープン 最終日◇25日◇セント・アンドリュース・オールドC(スコットランド)◇6784ヤード・パー72>

男女通じて今季のメジャー最終戦は、パリ五輪金メダリストのリディア・コ(ニュージーランド)がトータル7アンダーで優勝した。これが2015年「エビアン選手権」、16年の「ANAインスピレーション」(現・シェブロン選手権)に続くメジャー通算3勝目(米国女子ツアー通算21勝目)。

3日目を終え首位と3打差の4位タイにつけていたリディアは、最終日を4バーディ・1ボギーの「69」で回り逆転に成功した。これがニュージーランド出身選手による初めての全英女子制覇となった。

決勝に9人が出場した日本勢は、西郷真央と岩井明愛がトータル2アンダーの7位タイでフィニッシュ。来年の出場権が得られる10位以内を確保した。

大里桃子は「67」をマークし、トータル2オーバー・22位タイまで戻し初のメジャーを終えた。勝みなみと河本結はトータル3オーバー・29位タイ、古江彩佳と畑岡奈紗はトータル4オーバー・37位タイ。川崎春花はトータル6オーバー・55位タイ、佐久間朱莉はトータル7オーバー・60位タイで4日間を終えている。

3日目を単独首位で終えていた申ジエ(韓国)はトータル5アンダーの2位タイに終わり、08年、12年に続く大会3勝目はならなかった。2位タイには世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)、前年覇者のリリア・ヴ(米国)、メジャー通算1勝のイン・ルオニン(中国)も続いた。