【中日】好機に1本が出ず阪神3タテ失敗 立浪監督「力んでしまうのかもしれないが…」

AI要約

中日は阪神に延長10回で2-6で敗れ、借金を5に増やした。

中日は得点機会を作ったが、得点できず、バント処理のミスもあり連勝がストップ。

立浪監督はチームの課題を指摘し、上位浮上が難しい状況にあると述べた。

【中日】好機に1本が出ず阪神3タテ失敗 立浪監督「力んでしまうのかもしれないが…」

 中日が14日の阪神戦(バンテリン)に延長10回、2―6で敗れて連勝ストップ。借金「5」に後退した。

 前日(13日)は13安打10得点を記録した中日だが、この日はいつもの貧打線に逆戻り。5回一死三塁から9番・松葉の適時打で1―1の同点に追いついたものの、その後は好機であと1本が出ない。6回一死満塁では板山が遊直、木下が中飛に倒れて無得点。7回二死一、三塁の場面でも福山が遊飛で勝ち越しに失敗した。延長10回無死一塁から5番手・橋本が梅野の送りバントを二塁へ悪送球してピンチを広げた後、代打・原口に決勝打を許し、阪神3タテに失敗した。

「チャンスがたくさんあった中でなかなか絶好機に(走者を)返せなかった。力んでしまうのかもしれないがそのへんが課題でもある。勝ちパターン(の投手を)出しているので何とかその間に越さないといけない試合」と立浪監督も悔しそうな表情。「バント処理のミスもあった。そこが借金が減っていかない一つの原因だと思う。そういうところをしっかりやっていけるように明日から頑張ります」と指揮官は前を向いたが、なかなか上位浮上のきっかけがつかめない中日だ。