高校野球 プロ注目・モイセエフ、しっかり１安打３打点 豊川は快勝発進
AI要約
豊川は愛知大会3回戦で7-1の快勝を収め、センバツ出場校のモイセエフ選手が活躍した。
モイセエフ選手は満塁で3点を挙げる活躍を見せ、厳しいマークにも対応した。
モイセエフ選手は今夏も強力な打線を牽引する存在として期待されている。
◇14日 全国高校野球選手権愛知大会3回戦 豊川7―1愛知啓成（豊橋市民）
愛知ではシード校が登場し、今春のセンバツ出場校でプロ注目のモイセエフ・ニキータ外野手（3年）を擁する豊川は快勝発進した。
初戦から全開だ。モイセエフは3回1死満塁で大歓声に包まれがら打席へ。球場に充満した期待感に応えるように、フルスイングから放たれた打球は右中間フェンスを直撃。3点適時二塁打となった。「チャンスの場面で回ってこいと思っている。ここで打てたのが大きかった」と振り返った。
センバツでは新基準バットで甲子園1号を放った。全国に名前をとどろかせたスラッガーに対する、マークは厳しい。長打を放った後の4回2死二塁、7回2死二塁の打席ではいずれも申告敬遠された。7回は1点が入ればコールド勝利が決まる状況だっただけに「チャンスで打てる自信があった。自分で決めたかった」。モヤモヤも吐露した。
初戦は3打数1安打3打点。2度の敬遠でも、強打者としての存在感は際立った。強まる警戒の中、頼れる主砲がこの夏も強力打線を引っ張っていく。
