【高校野球】春道4強の遠軽が10年ぶり8強 最速144キロ右腕・宮沢李佑が公式戦初完封

AI要約

遠軽が10年ぶりの8強入りを果たし、宮沢李佑の好投が光った。

ネオマン振り打線が3点を奪い、準々決勝に進出した。

次戦は白樺学園―別海の勝者との試合で、4強入りを目指す。

【高校野球】春道4強の遠軽が10年ぶり8強 最速144キロ右腕・宮沢李佑が公式戦初完封

◆第106回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽1回戦 遠軽3―0滝川(14日・旭川スタルヒン)

 夏の甲子園初出場を目指す遠軽が、2014年以来10年ぶりの8強入りを決めた。

 先発マウンドに上がったのは、春北海道大会準々決勝で公式戦デビューを果たした背番号「3」の右腕・宮沢李佑(3年)。2回以外は毎回走者を背負う投球が続いたものの、要所では最速144キロを誇る直球とスライダーで打ち取り、最後まで0を並べた。

 全打者がフルスイングする伝統の“マン振り”に走力も加わった“ネオマン振り打線”は、8安打に4盗塁も絡めて3点を奪った。

 16日の準々決勝では、12年ぶりの4強入りを目指して白樺学園―別海の勝者と対戦する。