「延長出場禁止の可能性」スペインの神童はユーロ決勝の延長戦に出場できない!?回避するための意外な方法とは【ユーロ2024】

AI要約

17歳のスペイン代表FW、ラミン・ヤマルが決勝戦で出場できない可能性が浮上

ヤマルは18歳未満のため、ドイツの法律で11時以降の試合出場が禁止

スペイン代表は罰金を支払ってでもヤマルを起用する可能性がある

「延長出場禁止の可能性」スペインの神童はユーロ決勝の延長戦に出場できない!?回避するための意外な方法とは【ユーロ2024】

 UEFAユーロ2024(EURO2024)・決勝戦が現地時間14日に行われ、スペイン代表はイングランド代表と対戦する。この大一番を前に、スペイン代表FWで若干17歳のラミン・ヤマルに関する意外な落とし穴が、イングランド代表の追い風となるかもしれないことがわかった。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』が報じている。

  13日に17歳の誕生日を迎えたスペイン代表のヤマルは、これまで非常に若い年齢でありながらチームの絶対的な主力として活躍してきた。同国代表チームがファイナルに進出することができたのは、若きバルセロナのウインガーの力も大きかったと言えるだろう。

 しかし、ドイツの労働法では18歳未満の者が日曜日の午後11時以降に働くことが禁止されており、この法制度がスペイン代表の決勝の懸念点となりそうだ。同選手はまだ17歳の誕生日を迎えたばかりなので、ドイツの法律上11時を超えてピッチに立つことができない。仮に試合が延長戦を迎えた場合、理論的には彼を交代しなければならない状況となる。

 スペイン代表をここまで引っ張ってきたウイングがいなくなった場合、イングランド代表にとっては非常に嬉しい展開になることは間違い無いだろう。しかし、スペイン代表側は3万ユーロ(約480万円)の罰金を支払えば、仮に決勝戦で延長戦に突入したとしても17歳のヤマルを起用することができる。

 同メディアは、「非常に多くのことが危険にさらされることになる場合、罰金は小さな代償と言えるだろう」と、場合によっては罰金を支払ってでもスペイン代表が17歳の神童を延長戦で起用する可能性が高いと指摘していた。

 果たして、イングランド代表との決勝戦で延長戦に突入した場合、スペインの誇る若きスターは罰金を支払ってでも出場することになるのだろうか注目だ。