【米女子ゴルフ】古江彩佳、伸ばしきれず1打差2位に後退 珍しくショットぶれ「疲れも理由にあるかも」

AI要約

古江彩佳は、女子ゴルフメジャー第4戦で第3ラウンドに挑み、首位と1打差の2位に後退した。他の日本勢も決勝に進出している中、古江はショットがぶれる展開となった。

古江はドライバーが曲がり、ボギーも喫したが、それを気にせずプレーを続けた。体の重さを感じながらも、大きなピンチはなかった。

終盤の疲労感が滲む表情で、古江は挑戦的なゴルフを展開できなかったと語り、翌日に向けて切り替えを図る意気込みを見せた。

【米女子ゴルフ】古江彩佳、伸ばしきれず1打差2位に後退 珍しくショットぶれ「疲れも理由にあるかも」

◇13日 女子ゴルフメジャー第4戦 アムンディ・エビアン選手権第3日(フランス、エビアンリゾートGC)

 【エビアン(フランス)テッド・ムース】古江彩佳(24)=富士通=は第3ラウンドを3バーディー、2ボギーの70と伸ばしきれず、通算13アンダーで2位に後退した。首位とは1打差。通算14アンダーのトップは、ステファニー・キリアクー(オーストラリア)。岩井明愛(22)=ホンダ=は通算6アンダーの19位に下がったが、パリ五輪日本代表の山下美夢有(22)=加賀電子=は通算4アンダーまで伸ばし、28位に上がった。日本勢は8人が決勝に進んでいる。

 早朝から第2Rの残り5ホールを消化し、5時間後に第3Rに入った古江は、最近では珍しくショットがぶれた。5ホールでフェアウエーを外し、7ホールでパーオンを逃した。11番で左ラフに外し、メジャーでは68ホールぶりにボギーを喫した。「9番くらいから、ドライバーが曲がった。もしかしたら、疲れも理由にあるかもしれない」と振り返った。

 だが「ティーショットを曲げての仕方ないボギーだったので、まあいいかと。逆に、ボギーを打つことで、気楽になった」と、割り切った。13番も落としたが、その後は体を重く感じながらも、大きなピンチはなかった。

 長い1日が終わり、さすがに表情にも疲労の色が浮かんだ。「今日はなかなか攻めるゴルフができなかった。明日は切り替えて、しっかり上を目指します」と、自分を鼓舞するように語った。(写真はAP)