【ラグビー】日本代表がジョージアに敗れる 退場、イエローカード響く

AI要約

日本代表がジョージアに逆転負け。

数的不利にも粘り強く戦ったが、勝利は逃す。

次戦はイタリア戦で初勝利を目指す。

【ラグビー】日本代表がジョージアに敗れる 退場、イエローカード響く

<ラグビーテストマッチ・リポビタンDチャレンジカップ2024:日本23-25ジョージア>◇13日◇宮城・ユアテックスタジアム仙台

 日本代表(世界ランク12位)がジョージア(同14位)に敗れた。

 15年ぶりとなった仙台での代表戦で、23-25と逆転された。10-11の前半20分、フランカー下川甲嗣(東京SG)がボール争奪戦で反則。今季厳しく取り締まられる相手に巻き付きながら体を回転させる“クロコダイル・ロール”でレッドカードを受けた。数的不利を強いられ前半で13-18。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が「とても大事な試合になる」と評した一戦を落とし、課題が残った。

 雨中の一戦で日本のスタイルを信じた。試合開始直後に相手陣に入り、12回の連続攻撃を重ねて3分にジョネ・ナイカブラ(BL東京)が先制トライ。数的不利の状況下でも粘り強く追いすがり、2点を追う後半24分にはFWの突進を経て、左大外のWTB長田智希(埼玉)が逆転トライを挙げた。だが、同34分のトライで追い付かれ、直後のゴール成功で振り切られた。

 下川に続き、後半32分には途中出場のサナイラ・ワクァ(花園)がイエローカード。13人となり、最終盤は7人で組んだスクラムで反則するなど、真っ向勝負の土俵に立てなかった。次戦は21日のイタリア戦(札幌ドーム)。今季のテストマッチ初勝利を目指す。