ソフトバンク、守護神オスナ離脱のひずみ 倉野コーチ「一人いないことはチームにとって大きなこと」 津森宥紀が18試合ぶり失点で2敗目

AI要約

ソフトバンクが逆転負け。毎回得点圏に走者を置きながら4回2点止まり。8回に津森宥紀が2失点で逆転を許す。

オスナの離脱により、クローザー難しさが露呈。倉野信次投手コーチはチームでカバーし、メンバーの信頼を述べる。

今後は柔軟な起用法を模索。投手の疲労度も考慮し、適切な戦術を採用する構え。

ソフトバンク、守護神オスナ離脱のひずみ 倉野コーチ「一人いないことはチームにとって大きなこと」 津森宥紀が18試合ぶり失点で2敗目

 ◆日本ハム3―2ソフトバンク(13日、エスコンフィールド北海道)

 ソフトバンクが逆転負けした。毎回得点圏に走者を置きながら4回の2点止まり。8回に3番手の津森宥紀が2失点で逆転を許し、2敗目を喫した。

 ソフトバンクでは守護神のオスナが下半身のコンディション不良で5日に出場選手登録を抹消された。今季は防御率3・99と本調子ではないが、リーグトップの20セーブと9回に君臨していた。7回ヘルナンデス、8回松本裕樹が基本的な勝ちパターンとして定着していた。

 だが、オスナの離脱で松本裕樹がクローザーに回ったが、2度のセーブシチュエーションで失敗。この試合でも津森が18試合ぶりに失点とひずみが生じている。倉野信次投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は「頭を悩ますということはないけど、クローザーが一人いなことはやっぱりチームにとって大きなことだと思う。それをみんなでカバーできるようにしていきたいと思いますし、そういうメンバーはそろっていると僕は思っている。これからも信頼して送り出すだけです」と話した。

 今後の起用法については「投げた(後の)疲労度合いなどを含めて柔軟にやっていくつもり。いろいろ考えています」と説明した。

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