早田ひな、パリ五輪イヤーをメモリアルな1年に 「卓球人生を振り返った時に、すごく印象に残るのが24歳」

AI要約

女子卓球代表の早田ひながパリ五輪に向けて意気込みを語った。

混合ダブルスでの世界1位中国ペア不在のチャンスを生かす準備が整っている。

24歳の誕生日を迎えた早田は、パリ五輪での成功を目指して闘志を燃やす。

早田ひな、パリ五輪イヤーをメモリアルな1年に 「卓球人生を振り返った時に、すごく印象に残るのが24歳」

 パリ五輪の卓球男女日本代表が12日、東京都内で直前合宿を公開した。初の五輪で金メダルを目指す、女子のエース早田ひな(日本生命)=北九州市出身=は「支えていただいた方々に、恩返しができるように頑張りたいです」と意気込んだ。

 目標に掲げる頂点へ着々と足場を固めてきた。日本勢として連覇が懸かる混合ダブルスでは張本智和(智和企画)とペアを組む。世界1位の中国ペアが不在だった直近の世界ツアー4大会で優勝を重ねるなど、本大会は第2シードを確実とした。

 この日はコンディション調整のため練習はしなかった早田も手応えをにじませる。「混合ダブルスの試合だけじゃなくて(シングルスの)練習もやり込みながらできた。この1カ月間は大きかった」と、実りある長期の海外遠征を振り返った。

 パリではシングルスと団体でもフル回転する早田は7日に24歳の誕生日を迎えた。「卓球人生や人生を振り返った時、すごく印象に残るのが24歳だと思っています。いい1年にできれば」。柔和な笑みの奥に闘志を燃やした。(山田孝人)