「個人的な条件で合意」 アストン・ビラのフランス人FWがサウジアラビアに移籍? わずか1年で退団か?

AI要約

アストン・ビラ所属のフランス人FWムサ・ディアビが、サウジアラビアのアル・イテハドと個人間合意に至ったようだ。移籍金は約97億円で、アストン・ビラはわずかな利益が見込まれる。

ディアビはアストン・ビラで1年目のシーズンに活躍し、フランス代表にも選出されたが、移籍の噂が浮上している。

アストン・ビラはハル・シティAFCの若手FWを獲得する可能性があり、昨季の功労者であるディアビの後継者を探している。

「個人的な条件で合意」 アストン・ビラのフランス人FWがサウジアラビアに移籍? わずか1年で退団か?

 アストン・ビラ所属のフランス人FWムサ・ディアビが、サウジアラビアのアル・イテハドと個人間合意に至ったようだ。イギリスメディア『TEAMTALK』が、現地時間11日に報じている。ディアビは、2028年6月30日まで契約を残しているが、今後の去就に関心が集まっている。

 25歳のムサ・ディアビは、2023年夏にバイエル・レバークーゼンからアストン・ビラに加入。23/24シーズンは、公式戦で54試合に出場し、10ゴールと9アシストを記録し、移籍して1年目のシーズンながら印象的な活躍を見せた。パフォーマンスが評価され、UEFAユーロ2024(EURO2024)のメンバーには落選したものの、3月26日に行われたチリ代表との国際親善試合ではフランス代表にも選出され、終盤に途中出場した。

 同メディアは、「移籍に詳しいジャーナリストのイジ・ロンガーリ氏によれば、ディアビがアル・イテハドと個人的な条件で合意に達した」と伝えた。さらに「サウジアラビアのクラブは、フランス人ウィンガーに5100万ポンド(約97億円)近い金額を投資する用意がある」と4800万ポンド(約91億円)で加入したディアビに対して、アストン・ビラはわずかな利益が出せると報じている。

 報道によれば、ウナイ・エメリ監督率いるアストン・ビラは、23/24シーズンのEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)で12ゴールと6アシストを記録したハル・シティAFCのU21イングランド代表FWジェイデン・フィロジーンに対して、すでに1800万ポンド(約35億円)の移籍金を提示しており、ディアビの後継となる可能性が高いという。新シーズンは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を戦うために、戦力の補強を模索していたアストン・ビラにとって、思わぬ形で昨季の功労者を失うことになりそうだ。