「マウントの時と同じ金額を求める」 チェルシー、イングランド代表MFの安売りの意思なし!一方残留の可能性も?

AI要約

チェルシーは、イングランド代表MFコナー・ギャラガーの移籍金を引き下げる意思はないようで、プレミアリーグの利益規則に関する違反の噂が浮上している。

チェルシーは、ギャラガーに高額な移籍金を要求し、アトレティコ・マドリードなどが獲得に興味を示しているが、適切な金額が提示されない場合、新たな契約を検討する可能性もある。

6月30日のPSR期限は過ぎており、チェルシーはPSRを遵守すると確信しており、ギャラガーが残留する可能性もあるという。

「マウントの時と同じ金額を求める」  チェルシー、イングランド代表MFの安売りの意思なし!一方残留の可能性も?

 チェルシーは、イングランド代表MFコナー・ギャラガーに設定している移籍金を引き下げる意思はないようだ。イギリスメディア『90MIN』が、現地時間11日に報じている。ギャラガーの契約は、2025年夏までとなっており、今後の去就に関心が集まっている。

 24歳のギャラガーは、23/24シーズンにおいて、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督から重宝され、プレミアリーグでは37試合に出場し、5ゴールと7アシストを記録。絶対的な主力として活躍した。しかし、チェルシーにプレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)の違反に接触している可能性が報じられると、売却益をすべて収入に計上できるホームグロウン選手に該当するギャラガーが放出候補に浮上。アトレティコ・マドリードやプレミアリーグの複数のクラブが、獲得に興味を示していると報じられている。

 同メディアは「チェルシーは、昨年夏に同様の状況でメイソン・マウントをマンチェスター・ユナイテッドに移籍させた5500万ポンド(約105億円)と同等の金額を求めている」と報じた。さらに「2000万ポンド(約38億円)とボーナスの口頭オファーを一度拒否されたアトレティコは、1年後にフリーで獲得できる可能性がある選手に高額の移籍金を支払うことに消極的である」と伝えており、アトレティコは、要求額が引き下げられた場合のみ、契約に興味を示すのではないかとみられている。

 そのため、チェルシーは、獲得に関心があると見られているプレミアのトッテナム・ホットスパーやアストン・ビラ、ウェストハム・ユナイテッドの動きに注視していると伝えられている。しかし、報道によれば、6月30日のPSR期限はすでに過ぎており、チェルシーは、PSRを遵守していると確信していることから、適切な価格でのオファーがなければ、ギャラガーを残留させることはできると判断し、新たな契約を結ぶことを検討する可能性もあると報じている。