【飯塚オート(オーバーミッドナイト)】石橋啓士「同期のスリートップに追い付きたい」

AI要約

新人石橋啓士が雨の中で好走し、次のファイナル進出に向けて意気込む。

師匠や先輩のアドバイスが大きな助けとなり、雨の走りにも慣れてきた。

石橋は連続での優勝を目指し、同期のライバルに追いつこうと決意している。

【飯塚オート(オーバーミッドナイト)】石橋啓士「同期のスリートップに追い付きたい」

<11日・飯塚オート・初日>

<記者コラム・内野久照 ウッチー出の小づち>

 37期の新人・石橋啓士は、連続開催前節の昼間開催でデビュー初優出。「緊張せずに落ち着いて走れた」。結果は6着だったが、しっかりと爪痕を残した。

 この走りで今節のミッドナイト開催からハンディが重化した中、初日は雨で2着の滑り出し。

 「雨は少し前までは苦手意識があったけど、師匠(桝﨑陽介)にグリップ操作や車の寝かせ方を教えてもらった。それと、練習で浦田信輔選手に合わせてもらった時の良かった感覚でレースに行った」

師匠やグループの先輩のアドバイスが大きく、もはや雨は歓迎のタイプ。「前節の優勝戦は雨が降ればいいのにと思った」と言うほどだ。

 2日目の準決勝戦も雨の予報。「絶対に連続で優出したい。そして今度は、優勝してハンディが下がったらいいですね。同期のスリートップ(浅倉樹良、福岡鷹、森下輝)に追い付きたい」。この勢いでファイナルの切符も奪取する。

 ▼6R ルーキー石橋がぬれた走路を疾走。雨で勝ち上がった強敵ばかりが相手でも、すいすい逃げ切って1着で優勝戦に進む。1―234―全。