【巨人】坂本勇人が満を持して1軍に「頑張るだけ」 合流を阿部監督が明言

AI要約

ファーム調整を終えた巨人坂本勇人内野手が1軍復帰。イースタン・リーグの試合に無安打も、結果は度外視。

1軍合流によりDeNA、阪神との重要なホーム6連戦に備える。監督は布陣に新たなバリエーションを考慮。

歴史的混戦状況の中、首位争いが激化。監督は原点回帰し、大予言をしてチームの勝利を期待。

【巨人】坂本勇人が満を持して1軍に「頑張るだけ」 合流を阿部監督が明言

 ファーム調整を終えた巨人坂本勇人内野手(35)が、満を持して1軍に帰ってくる。

 イースタン・リーグ、オイシックス3連戦に出場。6打数無安打2四球という結果は度外視して、6月26日に登録抹消されて以来約2週間ぶりの1軍合流を阿部監督が明言した。坂本は「ヒットが出てないからなんとも言えないですけど。上で結果を残せてそうやって(いい時間だったと)言えると思うので、頑張るだけです」と汗を拭った。

 合流と同時に、DeNA、阪神と続くホーム6連戦で、シーズンの行方を左右する戦いが待っている。12日DeNA3連戦初戦から、三塁坂本、一塁岡本和、捕手大城卓の布陣を同監督は構想。さらにオプションとして「左翼岡本和」も「あるかもしれない」と、坂本合流によってバリエーションを増やして迎え撃つ。

 首位から1ゲーム差以内に4チームひしめく歴史的混セに、同監督は「東都大学リーグだと思って」と笑いながら原点回帰。前夜は広島と降雨ノーゲームによる中止で首位キープする一方で、9月は鬼門・マツダに3度乗り込む可能性が高い。「中止の分が、もしかしたら優勝の決定戦になるかもしれない。勝った方が(優勝)とか、なりそうな気がするんだよな」と大予言する歓喜のセプテンバーにするため、ベテランの力を融合させていく。【栗田成芳】