【ボートレース】若松フレッシュルーキー仲本舜 憧れの大型バイク購入へ 初日白星発進~若松ルーキーシリーズ

AI要約

仲本舜選手が若松で初優勝を果たす

仲本選手がペラ調整に重点を置いた取り組みが成功をもたらす

仲本選手はバイク購入のためにも、初優出を目指して奮闘する

【ボートレース】若松フレッシュルーキー仲本舜 憧れの大型バイク購入へ 初日白星発進~若松ルーキーシリーズ

 ◆ルーキーシリーズ第9戦 植木通彦フェニックスカップ 第24回スカパー!・JLC杯(12日・ボートレース若松・2日目)

 

 仲本 舜(18)=福岡 (3、11Rに出走)

 初日2Rでカドまくりを決めた仲本は「ようやくですね。まくり差しに行こうと思ったけど、1号艇の(品川二千翔)がレバーを落とすのが見えてから切り替えた。うまくまくれました」と会心の白星。1月に若松のフレッシュルーキーに就任して22走目、通算では56走目の若松初1着に笑みがこぼれた。

 前検から大幅なペラ調整を行い、初日のレースまでも時間がない中で「スタート特訓にも出なかった」とペラ調整を優先。「とりあえず、ここまでは誰よりも仕事をしたと思いますよ」と、少しも時間を無駄にせず取り組んだことが結果に表れた。

 福岡3場の内、若松が最も結果の出ていないレース場だっただけに、フレッシュルーキー選出の連絡を受けた時に「え? 若松ですか? って思わず聞き返してしまいました」ほどの驚きだった。それだけに感謝の気持ちも強い。「ルーキーシリーズだし、結果を出さなきゃ恥ずかしいと思っています」と就任から半年がたって自覚も芽生えてきている。「とりあえず、1着が取れて良かった」とひと息ついたが、目指す目標はまだ先にある。

 今節は4日目の14日に19歳の誕生日を迎えるバースデーシリーズ。「バイクに乗りたいんですけど、親に反対されていて…。今節、優出すれば許可してもらう約束をしてきたんです。買う資金もいるので絶対に優出したい」。憧れの大型バイク購入のためにも、初優出を狙って奮闘する。