大谷翔平、3試合ぶりマルチもチームは今季3度目の3連敗、注目のカード”宿敵”フィリーズに痛い連敗

AI要約

ドジャースの大谷翔平選手が4打数2安打1打点、1盗塁を記録し、3試合ぶりの複数安打を放つもチームは4-3で敗北。大谷は勢いを取り戻している。

フィリーズが60勝目を挙げ、ドジャースは10月のプレーオフに向けて苦しい状況。大谷は200号本塁打を目指している。

カード3連敗を避けたいドジャースは大谷翔平選手に期待をかけるも、今季3度目の3連敗が決まった。

大谷翔平、3試合ぶりマルチもチームは今季3度目の3連敗、注目のカード”宿敵”フィリーズに痛い連敗

◇10日(日本時間11日) MLB フィリーズ4―3ドジャース(フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平選手は「1番・DH」で出場し、4打数2安打1打点、1三振、1盗塁。4試合連続安打、3試合ぶり複数安打を放った。ただチームは守備の乱れもあり4―3で惜敗。今季3度目の3連敗で、注目のカード負け越しが決まった。

 ここ5試合17打数4安打8三振とやや勢いが止まっていた大谷に勢いが戻ってきたようだ。まずは1回。初球をとらえて右前打。さらに二盗を決めた。イチロー、松井稼に並ぶ日本人最長4試合連続で、今季22個目となる盗塁だった。1点を追う5回1死一、三塁では中前へ同点適時打を放った。

 ナ・リーグ東地区首位のフィリーズはこれで60勝に到達し、貯金は28。同西地区のドジャースにとっては10月のプレーオフを見据えると同一カード3連敗はどうしても避けたいところ。投手陣が次々離脱する苦しいチームにあって大谷としては大リーグ通算200号で勢いをつけたいところだろう。(写真はAP)