「分かっているけど、きっちり切り返されて...」元日本代表DFがJリーグ初代得点王の衝撃を回想！「無音で覚えています」
元日本代表DFの森岡隆三氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネルに出演し、Jリーグデビュー戦での衝撃を振り返った。
森岡氏はデビュー戦でラモン・ディアスに圧倒される場面を振り返り、その印象が強烈だったことを語る。
しかし、この経験が自身にとって重要だったと述べ、清水エスパルスなどで活躍し、日本代表のセンターバックとなった経歴を rep紹介。
元日本代表DFの森岡隆三氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか？」に出演。Jリーグデビュー戦での衝撃を振り返った。
森岡氏は、桐蔭学園高を卒業後の1994年に鹿島アントラーズでプロキャリアをスタート。ルーキーイヤーに横浜マリノス（現、横浜F・マリノス）戦でデビューを果たしたが、1993年にJリーグの初代得点王になったラモン・ディアスには、全く歯が立たなかったという。
「もうちんちんにされました。ラモン・ディアス。マッチアップでしたね。『ラモン・ディアスの左足は警戒』って分かっているけど、きっちり切り返されて。キュッと切り返されて、止まろうと思ったらザーッと滑って、ダボっと掘れて。そのまま、倒れている間にとんでもないのを打たれて。見送ったら、もうサイドネットに吸い込まれていて」
その場面が強烈な印象に残り、なかなか頭から離れなかったようだ。
「あのシーンがもう、自分のなかでスローモー（ション）で寝ている時も『うわあ、うわあ』みたいな。無音で覚えています。あの『スラムダンク』の、あの最後の何秒間かのスパンみたいな」
ただ、「あれがあったのは良かったですね。デビュー戦で調子に乗るようなことがなかったのは良かった」と、自身にとって糧になったとも述べた。
その後、森岡氏は1995年途中に加入した清水エスパルスで活躍し、2002年の日韓ワールドカップにも出場するなど、日本を代表するセンターバックとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
