【女子ボートレーサー紹介「女神にキュン」】三嶌さらら 偉大な父を追いかけて

AI要約

三嶌さららは、SG覇者である父の影響を受けてレーサーを目指し、姉との受験で2度目の挑戦で合格した20歳の若手レーサーである。

負けず嫌いな性格で、極真空手を続けながらレースに挑む三嶌さららは、父に追いつくことと経験を積んで成績を伸ばすことを夢としている。

水神祭への参加も遠い話ではなく、経験を重ねてレーシングキャリアを築いている三嶌さららには期待がかかる。

【女子ボートレーサー紹介「女神にキュン」】三嶌さらら 偉大な父を追いかけて

 まだまだ粗削りなところはあるが、水神祭を目指して日々頑張っている三嶌さらら(20=香川)は三嶌3姉妹の次女。

選手になったキッカケはやはりSG覇者でもある偉大な父・誠司の存在が大きい。

 「妹(るるな)がずっとなりたいって言ってたんですが、自分はそこまで…って思ってました。でも高校に入って特にやりたいこともなかったし、何か自分の中で将来を考えた時、父のレースを見て、自分のやりたいことはやっぱりコレだって思いました」

 最初の受験は高校3年の時、姉(こころ)と一緒に132期で受けたが、合格したのは姉だけ。諦め切れなかったさららは2度目に挑戦。ここで晴れて合格通知をもらった。

 「父には内緒で受験していたけど受かった時には怒るというよりビックリしてました。裏ではお母さんと一緒に喜んでたみたい」

 性格は大の負けず嫌い。「負けたら何でもメッチャ悔しいですから」と、この時から勝負根性は相当。3歳の頃から極真空手を始め今でも現役だ。

「野田彩加さんとは全国大会で何回か戦ったことあるんですが、秒殺でやられましたね(苦笑い)」

 将来の夢はもちろん父に追いつくことだが「まだ今は事故をせずに、経験を増やして一つでも前の着を走ることですね」

 ずっと父の背中を見続けてきた根性娘。水神祭もそんな遠い話ではない。

 ◇三嶌 さらら(みしま・さらら)2003年(平15)10月16日生まれ、香川県出身の20歳。香川支部所属の第133期生。23年11月まるがめでデビュー。父は06年まるがめでSGチャレンジカップを制している三嶌誠司。姉こころは132期。趣味はショッピング。音楽は「優里の曲をよく聴きますね」。1メートル53。血液型B。