【ボートレース児島】新田雄史がインから押し切り今年3度目の優勝/モーターボート大賞

AI要約

SGレーサー新田雄史がボートレース児島のGⅡ「モーターボート大賞 児島のまくりキング決定戦」で優勝し、エンジンの状態にも関わらず3度目の獲得となった。

まくりキング決定戦では、猛暑や追い風、大潮の影響でまくりが難しい状況だったが、新田雄史はインからの巧みな走りで優勝を果たした。

特に山口達也のレース姿勢が目立ち、優勝戦での走りが注目されたが、新田雄史が3カドからの逃げ切りを見せるなど競り合いが熱かった。

【ボートレース児島】新田雄史がインから押し切り今年3度目の優勝/モーターボート大賞

ボートレース児島のGⅡ「モーターボート大賞 児島のまくりキング決定戦」は7日が最終日。SGレーサー新田雄史がインから押し切り今年3度目、通算45度目の優勝を飾った。エンジンは決して良い部類ではなく、「良くはなかったけど、優勝できたので良かった」と駆る58号機を労った。

「まくりキング」と銘打たれていたが、結果的にまくりは4本と少なめ。それもレースの一部だろう。雨から始まり、後半は猛暑に近い30度オーバー。ホームも追い風基調となり差し水面。加えて大潮ということもあり、まくりが決まりにくい状況だった。

中でも目を引いたのはやはり山口達也だろう。超抜なピット離れ仕様に仕上げ、インを取りにいく姿勢が目立っていた。優勝戦では2枠の入海馨の抵抗があり、3カドを選択したがスリット後の伸びを見ると、出足だけではなく全ての足が上位級だったと言える。

「入海選手、山口選手には分が悪いと思っていたので、本番山口選手が3カドになった時は『無理かな』と思いました。けど、1Mで入海選手が止めてくれたのが良かったですね。逃げることができました。これで来年3月の若松で開催されるSGクラシックの権利を手に入れたが、まずは1走1走目の前のレースを頑張ります」。