【ボートレース】前節初Vの登玉隼百「勢いに乗って行きたい」とイケイケモード~若松ルーキーシリーズ

AI要約

前期から順調に勝率を上げ、A2級昇格を果たした登玉隼百の成長ストーリー。

前節江戸川でのデビュー初優勝からレディースVSルーキーズでの活躍まで。

次なる課題に向けての準備や意気込み、そして挑戦への気持ち。

【ボートレース】前節初Vの登玉隼百「勢いに乗って行きたい」とイケイケモード~若松ルーキーシリーズ

 ◆ルーキーシリーズ第9戦 植木通彦フェニックスカップ 第24回スカパー!・JLC杯(11日・ボートレース若松・初日)

 

  登玉 隼百(25)=兵庫 (5、10Rに出走)

 2月に地元尼崎でデビュー初優出を果たすなど、前期は1点以上勝率を上積みして7月からA2級昇格を果たしている。そして、A級レーサーとして初めて走ったのが前節江戸川のレディースVSルーキーズだ。「エース機候補と言われていたエンジンを引けて、最初からいい足をしていました」とあれよあれよという間に予選を上位通過すると、準優を1着で勝ち上がって2度目の優出。「優勝できるとは思っていなかったので、リラックスできていましたね」と、見事な差しを決めデビュー初優勝を達成した。

 レディースVSルーキーズは、区分は一般戦だが、「メディアの方が多いなとは思っていました」と言うように、普段の一般戦よりも注目度の高いレース。ここでの優勝は、人気レーサーへの第一歩を踏み出すことには成功したと言えるだろう。「今が名前を売るのに絶好のチャンスですね」と、この機会を逃すつもりもない。

 「抽選が一番最後で、残っていたのがこれでした」と手にした53号機はあいにくの低調機。前検の手応えも低調だった。それでも「大事なのは結果ですから。ペラを両面とも叩いてから調整していく」と、気にとめることなく特訓後はペラと向かい合った。

 ここ3期は連続でFをしてしまっていても、今期の平均Sはコンマ13と攻める姿勢を緩めない。初日前半は進入固定の4号艇、後半は1号艇とSの行きどころでもある。「優勝することができたので勢いに乗って行きたい」とイケイケの気持ちのまま突っ走る。