金足農18年夏甲子園準V右腕の弟、吉田大輝が10回11Kの完投で明桜を下す【2024夏の甲子園・秋田大会】

AI要約

金足農が予想通りの接戦を制し、延長10回タイブレークで明桜に3-2で勝利した。

金足農の吉田大輝投手が兄の輝星投手を思わせる活躍で完投勝利を挙げた。

連覇を狙った明桜は無念の初戦敗退となった。

金足農18年夏甲子園準V右腕の弟、吉田大輝が10回11Kの完投で明桜を下す【2024夏の甲子園・秋田大会】

<第106回全国高校野球選手権秋田大会:金足農3-2明桜(延長10回タイブレーク)>◇10日◇2回戦◇さきがけ八橋

 この夏一番の初戦の好カート、金足農-明桜の試合は、予想通りの接戦となり、金足農が延長10回タイブレークの末に、3対2で勝利し、ノーシードながら秋の優勝チームに軍配が上がった。

 初回、3回と1点ずつを奪って序盤はリードも7回に2点を奪われて延長戦へと突入した。10回表に犠牲フライで1点を奪うと、その裏の攻撃を無失点に切り抜けて競り勝った。

 金足農の先発は、同校OBで2018年夏甲子園準優勝投手となったオリックス・吉田 輝星投手の弟、吉田 大輝投手(2年)。10回を投げ切り、5安打11三振2失点の完投勝利を挙げ、兄の高校時代をほうふつとさせるマウンドさばきで難敵に立ち向かい、チームを勝利に導いた。

 連覇を狙った春王者の明桜は、無念の初戦敗退となった。