高校野球 成田大谷津球場で飲用水出ず ポンプ故障、成田市が給水車 熱中症予防へ「十分に持参して来場を」

AI要約

第106回全国高校野球選手権千葉大会の会場である成田市の大谷津運動公園野球場で給水施設の故障により飲用水が出なくなっており、熱中症予防のため飲料の持参が呼びかけられている。

井戸水をくみ上げるポンプの故障が原因で水飲み場などが使用できなくなり、給水車によって毎日2トンの飲用水を提供する状況となっている。

修理業者の手配や水質検査に時間がかかり、具体的な復旧日は未定となっている。

 第106回全国高校野球選手権千葉大会の会場となっている成田市の大谷津運動公園野球場で、9日から給水施設の故障によって飲用水が出なくなっている。10日も試合が行われていて、県高校野球連盟は熱中症予防のため「来場する場合は飲料を十分に持参してほしい」と呼びかけている。復旧は早くて週明けごろになる可能性がある。市は給水車を配置した。

 球場を管理する市スポーツ・みどり振興財団によると、井戸水をくみ上げるポンプが故障して受水槽に水を送れなくなり、球場の水飲み場などが使用できなくなった。市が球場入り口に給水車を配置し、毎日2トンの飲用水を用意する。選手ベンチには同財団が給水容器を置いた。トイレは消防ホースを使って別タンクから水をくんだため使用できる。

 修理業者の手配や受水槽の再使用に向けた水質検査に少なくとも数日が必要で、具体的な復旧日は未定。