【中日】33試合ぶり5得点もサヨナラ負け、連勝3でストップ 11回けん制死と盗塁死「反省」監督

AI要約

中日は33試合ぶりに5得点を挙げたが、サヨナラ負けで連勝が3で止まった。

久しぶりの反撃力を見せ、7回までに5得点を記録したが、終盤のミスや打線の停滞が敗因となった。

試合後、立浪監督が反省点を挙げつつ、明日への意気込みを示した。

【中日】33試合ぶり5得点もサヨナラ負け、連勝3でストップ 11回けん制死と盗塁死「反省」監督

<DeNA6-5中日>◇9日◇横浜スタジアム

 中日が33試合ぶりの5得点もサヨナラ負けで連勝が3で止まった。11回2死から7番手のフェリスが初球をオースティンに仕留められた。立浪和義監督(54)は「ちょっとまずい攻めがあったので、相手にいつかは流れがいってしまう」と11回無死二塁からのけん制死と盗塁死を敗因にあげた。

 久しぶりに反撃力は見せた。先発小笠原が失った4点を追う6回、板山の2号2ランなどで3得点。2点差となった7回には岡林の適時打で再び1点差。16試合続いていた1試合3得点以下の壁を破ると、福永の3打席連続二塁打で同点に追いついた。1試合5得点は5月26日のヤクルト戦(バンテリンドーム)以来、33試合ぶりだった。

 だが、延長11回、先頭の龍空が今季初安打の二塁打で出塁もバントのサインで飛び出して痛恨のけん制死となった。

 「4点差を追いついたところはよかったんですが…。ピッチャー陣も頑張ってくれていたが、最後も初球を打たれたのはもったいない。(龍空も)久しぶりに打ったからスタートを早く切りたいというのはわかるが、昨日、今日出てきた選手じゃないのでね。反省点がたくさん出た試合。我々もしっかり反省してまた明日、頑張ります」。指揮官はそう言い残すと足早に帰りのバスに乗り込んだ。