【フィギュア】宇野昌磨「そんなにムキムキじゃ…」と恐縮 「ワンピース・オン・アイス」上映会

AI要約

フィギュアスケートのアイスショー「ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~」の再演が9月に決定。主演の宇野昌磨さんが腕立て伏せでハードルを上げ、ルフィ役に挑戦する姿勢を示す。

宇野さんはプロ生活に入り、新たな舞台となる「ワンピース・オン・アイス」で再び成長の機会を得る。選手としての転機を振り返りながら、大切な時間を過ごすことを意気込む。

全キャストが再集結し、宇野さんの交際中の本田さんも出演。2人のビビ役の演技には気合が入り、殴り合うシーンでは息がずれないよう注意を払う。

【フィギュア】宇野昌磨「そんなにムキムキじゃ…」と恐縮 「ワンピース・オン・アイス」上映会

 今度はちょいマッチョで-。9月に船橋のららアリーナ東京ベイで再演されるフィギュアスケートのアイスショー「ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~」の上映会が9日に行われ、都内の劇場では出演者が舞台あいさつ。昨年の初演に続き主人公ルフィを演じるプロフィギュアスケーターの宇野昌磨さん(26)は「ハードル上げられても、そんなにムキムキじゃないんです」と恐縮した。

 尾田栄一郎原作の人気コミック「ONE PIECE」のTVアニメシリーズのアイスショー。氷上で世界観を表現する昨夏のショーは評判を呼んだが、「昨年の映像を見た際に、思ったより腕がプニってしていたので」と痛感。選手生活では筋トレは縁遠かったが、腕立て伏せを続けており、「やっと1日に50回くらい。最初は10回でした。珍しく長続きしてます。それくらいワンピースにかけている。僕が続くことはゲームとスケート以外なかったので」と気持ちをみせた。

 5月に五輪2大会でメダルを獲得した選手時代に区切りを打ち、プロ生活に入った。昨年のルフィ役は、スケーターとしての1つの転機になったショーで、「陽気なシーンが日々僕が出さない感情で、『大丈夫かな?』って。ですが、振り切ってやれました」と新境地となった。海賊の船長らしく、今後のスケート人生のかじ取りを切る上で、再び大事な時間になりそうだ。【阿部健吾】

 ○…全キャストが再集結する中、宇野さんと交際中の本田さんはヒロインのビビ役へ、「映画もアニメもたくさん見て、自然にセリフが出てくるまで見直してやりました。大切な役」と気持ちを込めた。劇中ではルフィと殴り合う場面があり、「1つでも息がずれると、顔面パンチをしてしまう。それぐらい2人とも感情が入り込んだ中での演技なので」と笑顔で注意した。