エ軍394億円男は「最悪の契約」 戦線復帰も米辛辣…浮き彫りになる「220/636」

AI要約

エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が負傷者リストから復帰し、レンジャーズ戦に出場。怪我が続く中、ファンから批判の声が上がる中、活躍を見せた。

続く怪我で苦しむレンドンは、2019年にエンゼルスへ移籍後、怪我に悩まされ続けており、開幕から振るわない状態だった。

エンゼルスとの契約内容についても言及され、ファンの辛口コメントが相次いでいることがうかがえる。

エ軍394億円男は「最悪の契約」 戦線復帰も米辛辣…浮き彫りになる「220/636」

■レンジャーズ 9ー4 ドジャース(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が8日(日本時間9日)、負傷者リスト(IL)から復帰し、本拠地・レンジャーズ戦に「1番・三塁」で出場。4打数1安打、1打点だった。4月20日(同21日)のレッズ戦以来の戦列復帰となったが、2020年のエンゼルス入団以降、怪我が続く34歳に「給料泥棒」「彼をリリースして」などとファンからは辛辣な声があがっている。

 レンドンはナショナルズ時代の2019年に打点王に輝き、同年12月に7年2億4500万ドル(約394億円)でエンゼルス入りしたが、毎シーズン怪我に悩まされている。今季は開幕から21打数連続無安打のスタート。徐々に復調の気配を見せていたところで、4月20日(同21日)のレッズ戦で左ハムストリングに重度の部分断裂を起こし60日間のILに入っていた。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」が、この日のレンジャーズ戦前にX(旧ツイッター)に投稿。「今夜、アンソニー・レンドンはエンゼルスで220試合目をプレーする。2019年12月にレンドンと7年2億4500万ドル(約394億円)の契約を結んで以来、これは、エンゼルスの636試合目だ」とつづった。

 メジャーのレギュラーズンは162試合。2020年からの2023年までは546試合。エンゼルスはこの日が90試合目。レンドン加入後の合計636試合のうち、出場したのが約1/3の220試合ということになる。

 同メディアの投稿では、レンドンの笑顔の顔写真も掲載されていることから、ファンからは「こんな甘い契約結んだら、俺だってこんな笑顔になるわ!」「エンゼルスの伝説が帰ってきた」「愚かな契約をした球団ではなく、選手を非難するのは奇妙だ」「あと2年か」「彼をリリースして。彼は野球が好きではないし、プレーしたくもないんだ! 史上最悪の契約!!」「もう彼の顔は見たくない」などと辛辣なコメントが殺到していた。