【札幌】新加入ガーナ出身MFフランシス・カンがチームに合流「このメンバーで残留絶対できる」

AI要約

北海道コンサドーレ札幌は9日、ガーナ出身MFフランシス・カン(26)の完全移籍での獲得を発表した。

チームに合流し、札幌・宮の沢でランニングなどで調整し、J1最下位からの残留を目指す意気込みを見せた。

カンはポルトガルやサウジアラビアでプレー経験があり、海外でのプレーに不安はないと語った。背番号は70番を選び、自身の強みをアピールした。

オフ期間を経て状態を上げる必要があるが、ペトロビッチ監督との話し合いを経て、「チャレンジするのが好きで、チームのため全力を尽くす」と意気込みを示した。

 北海道コンサドーレ札幌は9日、ガーナ出身MFフランシス・カン(26)の完全移籍での獲得を発表した。

 この日、チームに合流し、札幌・宮の沢でランニングなどで調整した。チームメートらとあいさつをかわし、「すごく温かいおもてなしがあって、すごくうれしい。チームの目標ははっきりしている。私ができるだけその目標を達成できるように頑張りたい」と歓迎に感謝し、J1最下位からの残留へ、気持ちを新たにした。

 23~24年シーズンはポルトガル2部マリティモでプレーし、29試合出場1アシスト。身長は162センチ。得意なポジションは右ウイングバックで「カットしてシュートを打つ、アシストする、相手との勝負が好き」と自身の強みを語る。来日は初だが、ポルトガルのほかサウジアラビアでのプレー経験もあり、海外への対応に不安はない。「チームメートのサポートがあるので、すぐに慣れる自信がある」と話す。

 背番号は「毎年がお母さんがラッキーナンバーを決める。今年は70って決めたから」と、70番を選んだ。約3週間オフ期間に入っていたため、現在は状態を上げる必要がある。ペトロビッチ監督(66)は「10日間くらいはコンディションを上げるようなトレーニングをして、中断明けでの練習試合を通して次のステップに進んでいこうという話を(本人と)した」と、8月からの起用を思い描く。カンは「私はチャレンジするのが好き。みんなを助けるために、自分ができる限りのことをやりたい」と誓った。【保坂果那】