ズベレフ撃破しウィンブルドン2度目の8強、世界12位フリッツ 大逆転で準々決勝へ<男子テニス>

AI要約

アメリカのテニス選手、T・フリッツがウィンブルドンで大逆転勝利を収め、ベスト8進出を果たした。

フリッツは4回戦で世界ランク4位のズベレフを破り、2年ぶり2度目の準々決勝進出となった。

フリッツは積極的なプレーでズベレフを圧倒し、ファイナルセットで逆転勝利を決めた。

ズベレフ撃破しウィンブルドン2度目の8強、世界12位フリッツ 大逆転で準々決勝へ<男子テニス>

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス4回戦が行われ、第13シードのT・フリッツ(アメリカ)が第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)を4-6, 6-7 (4-7), 6-4, 7-6 (7-3), 6-3の大逆転で破り、2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。

世界ランク12位で26歳のフリッツが同大会に出場するのは8度目。最高成績は2022年のベスト8進出となっていた。

今大会は1回戦で同79位のC・オコネル(オーストラリア)、2回戦で同76位のA・リンデルクネシュ(フランス)、3回戦で第24シードのA・タビロ(チリ)を下し4回戦に駒を進めた。

世界ランク4位のズベレフとの顔合わせとなった4回戦の第1セット、フリッツは相手のサービスゲームを崩せず、サービスゲームでは第9ゲームでブレークを許し先行される。

第2セットは両者キープを続けタイブレークに突入。タイブレークでフリッツはズベレフに2度のミニブレークを奪われ、2セットダウンと後がなくなる。

しかし第3セット、フリッツは第9ゲームでズベレフのダブルフォルトを活かしてブレークを奪い1セットを返す。さらに、続く第4セットもタイブレークの末に獲得したフリッツは2セットオールに追いつく。

ファイナルセット、勢いに乗るフリッツは第4ゲームでブレークポイントを握ると、最後はズベレフのフォアハンドのミスを誘いブレークに成功。その後はズベレフにブレークを与えず、2セットダウンから逆転勝ちを収めた。

勝利したフリッツは準々決勝で第25シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは4回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク58位のG・ペリカー(フランス)を下しての勝ち上がり。