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前回王者・アルカラス、フルセットで執念の逆転勝ち 大会連覇へ4回戦進出 世界29位ティアフォーと3時間50分激闘
男子シングルス3回戦で第3シードのアルカラスが劇的な逆転勝利を収め、ウィンブルドン大会連覇に前進した。
試合はフルセットで繰り広げられ、アルカラスがタイブレイクで主導権を握り、勝利を掴んだ。
アルカラスは2003年生まれの21歳で、過去には4つの4大大会で優勝経験がある。
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◆テニス ▽ウィンブルドン 第5日(5日、ロンドン・オールイングランド・クラブ)
男子シングルス3回戦が行われ、第3シードで前回王者の21歳、カルロス・アルカラス(スペイン)が、世界ランク29位のフランシス・ティアフォー(米国)に5―7、6―2、4―6、7―6、6―2で勝利。フルセットで執念の逆転勝ちを収め、大会連覇へ前進した。試合時間は3時間50分。アルカラスはウィンブルドンで10連勝を飾った。
最初は凡ミスが増え、リズムに乗り切れなかったアルカラス。1―2で迎えた第4セットは、互いのサービスキープが続き、6―6。満員のセンターコートも高揚感に包まれた。タイブレイクでは、後がないアルカラスが主導権を握り、一気に5―0とリード。最後はサーブから相手を崩してポイントを奪い、最終セットへと突入した。
第5セットは、アルカラスが先にブレイク。ここに来て、相手のミスが目立ち始め、3―1の第5ゲームもブレイクし、突き放した。
アルカラスは2003年生まれの21歳。過去には2022年全豪、2023年ウィンブルドン、2024年全仏と4大大会を3度制している。