小田「パラにつなげる試合を」 上地は初Vに挑む―車いすテニス・ウィンブルドン

AI要約

テニスのウィンブルドン選手権で、車いす部門に出場する小田凱人と女子の上地結衣の意気込みが語られた。

小田凱人はパリ・パラリンピック前最後の試合として力を出し切ることを目指し、男子シングルス連覇を狙っている。

上地結衣は2020年以来の四大大会制覇に挑み、最近の大会で勝利を収めた経験から自信を持って攻めると語っている。

 【ウィンブルドン(英国)時事】テニスのウィンブルドン選手権で、9日に始まる車いす部門に出場する小田凱人(東海理化)が8日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで取材に応じ、「パリ・パラリンピック前最後の試合なので、力を出し切ってつなげる試合ができればいい」と意気込みを語った。

 男子シングルス連覇と四大大会通算5勝目を狙う。

 女子の上地結衣(三井住友銀行)はシングルスで2020年全仏オープン以来の四大大会制覇に挑む。優勝経験のないウィンブルドンと同じ芝のコートで行われた直近の大会では、28連敗(棄権の1試合除く)中だった世界ランキング1位のデフロート(オランダ)に3年ぶりに勝って手応えを得た。「自信を持って攻めていきたい」と話した。