右肩痛のメッツ・千賀滉大、次回登板は3Aで60球程度か 前日1Aで実戦復帰

AI要約

メッツの千賀滉大投手が右肩痛で60日間の負傷者リスト入りし、次の登板が傘下の3Aリーグであることが報じられた。

監督の報告によると、千賀選手は順調に回復しており、ブルペン投球を経て3Aリーグで投げる予定だ。最終的にはメジャーリーグに復帰し、75〜80球程度を投げる見込みである。

千賀選手は右肩の痛み、右上腕三頭筋の炎症を抱えていたが、実戦復帰後に好投。今後は球数を増やし、変化球の精度にも意識を向けている。

右肩痛のメッツ・千賀滉大、次回登板は3Aで60球程度か 前日1Aで実戦復帰

 右肩痛のため60日間の負傷者リスト(IL)入りしているメッツ・千賀滉大投手(31)の次回登板が傘下マイナー、3Aの試合に決まったと4日(日本時間5日)、地元テレビ局「SNY」が報じた。

 同局によると、メンドーサ監督が明かしたもので、「全ての報告がポジティブだ」と指揮官。順調にいけば今後3日間のうちにブルペン投球を行い、その後3Aで60球程度を投げる見込み。最終的にメジャーに復帰する際には球数75~80球程度になるという。

 2月のキャンプ中に右肩を痛め、5月下旬には新たに右上腕三頭筋の炎症が判明した千賀だったが、前日3日(同4日)に傘下マイナー、1Aの試合で実戦復帰し、2回2/3を投げて無安打無失点6奪三振。35球のうち25球がストライクで、最速98マイル(約157・7キロ)を計測した。試合後には「いいところ、悪いところが今日ハッキリ見えたので、あと少しの登板で、何回か実戦をやっていくと思うんですけど、そこでしっかり合わせていきたいと思ってます」と話していた。

 渡米2年目はエースとして期待されながら、ここまでメジャー登板なし。今後に向けては「もう少し球数を増やしていったり、変化球のミスがけっこうあったので、その変化球のミスっていうものを意識していきたいなと思います」と言い、「(次回登板は)まだ分からないですけど、順調に行ったらここではないとは聞いています。1試合1試合、丁寧に(メジャーに)戻れる準備を作りながらやっていきたいと思います」と前を見据えていた。