【全九州高校剣道】女子団体は中村学園女子2連覇、夏の玉竜旗7連覇へ「全員でつなぐ」

AI要約

全九州高校剣道大会の団体・個人戦で、九州学院が男子団体優勝、中村学園女子が女子団体優勝を果たす。個人戦では龍谷の川内夢翔が男子で初優勝、福翔の菊池京花が女子で初優勝。

中村学園女子は大将戦で逆転勝利し、2年連続9度目の優勝。夏の玉竜旗では7連覇が懸かる。

主将の橋本は厳しい戦いに意気込み、チーム全員で優勝を目指すと語った。

【全九州高校剣道】女子団体は中村学園女子2連覇、夏の玉竜旗7連覇へ「全員でつなぐ」

 剣道の全九州高校大会は7日、長崎市の長崎県立総合体育館で男女の団体戦と個人戦の各決勝が行われた。団体戦の男子は九州学院(熊本)が代表戦の末に福岡大大濠を破って4年連続17度目の優勝。女子は中村学園女子(福岡)が八代白百合学園(熊本)に勝利して2年連続9度目の頂点に輝いた。個人戦男子は龍谷(佐賀)の川内夢翔(3年)、女子は福翔(福岡)の菊池京花(同)がそれぞれ初優勝を飾った。

 中村学園女子が2―1とリードして迎えた大将戦。橋本(3年)は八代白百合学園の末吉(同)に胴を奪われて1本を先取されたが、終了直前に起死回生の飛び込み面を打ち込んで引き分けに持ち込み、チームを勝利に導いた。橋本は薄氷の展開を「無心の面でした」と振り返りながら「(自分が)勝って終わりたかった」と反省も口にした。夏の玉竜旗は7連覇が懸かる。主将の橋本は「厳しい戦いになるだろうが、チームの全員でつないで優勝を取りにいきたい」と意気込んだ。