遠藤航が1対1で重視しているのは? どこにフォーカス?「基本はボールを見ながら、味方がどうプレッシャーをかけているかとか」

AI要約

遠藤航がデュエルの極意を語った。デュエルの勝利要因や強化法について明かし、ポジショニングやアプローチの重要性を強調。

デュエルで勝つためには相手のボールの持ち方や身体の向きを読み、プレーを展開。相手や味方の動きを見ながらポジショニングを調整し、奪いに行くタイミングを見極める。

遠藤は1対1の瞬間だけでなく、その前の駆け引きやポジショニングに重点を置き、デュエルに臨んでいた。

遠藤航が1対1で重視しているのは? どこにフォーカス?「基本はボールを見ながら、味方がどうプレッシャーをかけているかとか」

 リバプールに所属する日本代表のMF遠藤航が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。デュエルの極意を語った。

 守備的MFの遠藤は、ドイツのシュツットガルトでプレーしていた頃は“デュエル王”と称されるなど、対人の強さに定評がある。そんな31歳が、デュエルの強化法を明かした。

「1対1で勝る要因って、結構いっぱいあると思っている。単純に1対1になった瞬間に局面は生まれますけど、それまでのポジショニングやアプローチのスピード、1対1になる以前に駆け引きが始まっているので。そこに、僕はかなりこだわっていた。ボールがいつ出てくるかの予測や、ポジショニングを考えながら、そのうえで、1対1をどうやったら勝てるかをトライしていましたね」

 見るべきポイントはいくつかある。

「相手がどうボールを持っているか、ボールを受けようとしている選手の身体の向き、何を考えているか。そこらへんまでを考えながら、プレーはしています。マークしている選手や自分の近くにいる選手は、基本的には直視していないというか、間接視野で少し入っているぐらいで、基本はボールとかを見ながら、味方の選手がどうプレッシャーをかけているかとか」

 そして、「そういうのを見て、最終的に自分のポジショニングと、奪いに行くタイミングを決める感じですね」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部