ダニエル太郎 ウィンブルドン初戦敗退、世界11位チチパスにストレート負け<男子テニス>
世界ランク84位のダニエル太郎がウィンブルドンで初戦敗退。
ダニエルは3年連続で本戦出場しており、今回は第11シードのS・チチパスに敗れた。
試合ではダニエルが激しい展開を見せるも、最終的には2時間23分でチチパスに屈した。
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は2日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク84位のダニエル太郎は第11シードで同11位のS・チチパス(ギリシャ)に6-7 (5-7), 4-6, 5-7のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
31歳のダニエルは前々週のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)、前週のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)と芝2大会に出場するもどちらも初戦敗退となった。
ウィンブルドン出場は3年連続8度目であるが本戦での勝利は1度もないダニエル。今大会の1回戦ではチチパスと対戦する。両者は2018年の楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス 2018(日本/東京、室内ハード、ATP500)1回戦で1度だけ顔を合わせており、この時はチチパスが6-1, 6-3のストレートで勝利している。
1回戦の第1セット、第4ゲームでブレークを許したダニエルだが第7ゲーム、チチパスのミスを見逃さずブレークバックに成功。その後のサービスゲームを互いにキープしタイブレークにもつれ込む。先に2度のミニブレークを許し2-6とされたダニエルは追い上げを見せるも及ばず先行される。
続く第2セット、第3ゲームでブレークを許したダニエル。その後、第5ゲームで1度、第7ゲームで2度、第9ゲームで1度のブレークポイントを凌ぐとチチパスのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでようやくブレークバックのチャンスを掴む。しかし強烈なサーブで凌がれブレークとはならず、セットカウント0-2と後がなくなる。
そして第3セット、ダニエルは先に3度のブレークチャンスを掴むも活かすことができず。自身のサービスゲームではブレークポイントを与えずキープを続けるも終盤の第11ゲームでブレークを許し、2時間23分で力尽きた。
勝利したチチパスは2回戦で世界ランク87位のE・ルースブオリ(フィンランド)と同96位のM・マクドナルド(アメリカ)のどちらかと対戦する。