【西武】「宇宙人」羽田慎之介ほろ苦初先発…3回2失点降板「2回あたりから腕と体離れ始めて」

AI要約

20歳の羽田慎之介投手がプロ初先発し、苦しい投球で2失点を喫するも、直球の球速を上げることに意欲を見せた。

羽田投手は愛されキャラで「宇宙人」と呼ばれる存在であり、未熟ながらも先発投手としての成長を目指す姿勢を示した。

渡辺GM兼監督代行も羽田投手を中継ぎで再起用する考えを示し、未熟な部分を克服するための勉強になったと評価した。

【西武】「宇宙人」羽田慎之介ほろ苦初先発…3回2失点降板「2回あたりから腕と体離れ始めて」

<ソフトバンク3-2西武>◇2日◇東京ドーム

 “宇宙規格”の156キロ左腕、羽田慎之介投手(20)のプロ初先発は、ほろ苦い結果に終わった。

 3回1死二、三塁から暴投で先制点を献上するなど、毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球が続き3回2失点で降板した。「2回あたりから腕と体が離れ始めてきて、ボールをしっかりコントロールすることができていませんでした」と反省した。

 独特な空気感を持ち、天然な性格で周囲から「宇宙人」と呼ばれる愛されキャラ。高卒3年目で中継ぎからステップアップを図り、191センチの長身から投げ下ろす自慢の直球はこの日155キロを計測した。「球質的には打たれやすいので球速を上げていくしか生きていく道はない。まだ足りない」とレベルアップを誓った。渡辺GM兼監督代行は「先発投手としてゲームをつくっていくところ、まだまだそこら辺は未熟なので、いい勉強になったのかな」と話し、今後については「中に入ってくると思います」と中継ぎで再起用する考えを示した。