【西武】プロ初先発の羽田慎之介が3回2失点で降板「ボールをしっかりコントロールすることができていませんでした」

AI要約

西武の羽田慎之介投手がプロ初先発で3回2失点の投球を見せた。

速球を主体にした投球でピンチをしのいだが、3回に先制点を許し2点を失った。

羽田はスキル向上のために制球力と変化球の精度向上に取り組む意向を示した。

【西武】プロ初先発の羽田慎之介が3回2失点で降板「ボールをしっかりコントロールすることができていませんでした」

◆パ・リーグ ソフトバンク―西武(2日・東京ドーム)

 プロ初先発を果たした西武の3年目左腕・羽田慎之介投手が3回2失点で降板した。

 前日、「全力で最後まで投げます」と誓ったように速球を主体にした投球で強力打線に立ち向かった。初回2死二塁では山川を154キロの速球で中飛に打ち取り、2回は2四球で1死一、二塁とするも二ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱出。しかし3回、連続四死球をきっかけに1死二、三塁から暴投で先制点を献上し、栗原に適時二塁打を許して2点目を失った。

 プロ初先発は63球を投げて3安打、4四球、1死球に終わったが最速は155キロを記録するなど光るものもあった。「今までと変わらず1イニングを全力で投げることを意識し、それを重ねていくことだけを考えて試合に入りました。回を追うごとに制球が悪くなり、腕の振りに対して、ボールをしっかりとコントロールすることができていませんでした」と振り返った。

 今後へ向けては「先発としてやっていく、また1軍で活躍するにはまだまだスキルが足りないと感じました。特に長いイニングを安定して投げること、変化球の精度が低いので、この2つを課題に取り組んでいきたいです」と目標を掲げた。