アルカラス、シナーが順当に初戦突破 ウィンブルドン

AI要約

前回覇者のアルカラスと世界ランキング1位のシナーが順当に2回戦進出を果たす。

アルカラスは21歳で史上6人目の全仏オープンとウィンブルドンの同年制覇を目指す。

メドベージェフやルードなども勝利し、ウィンブルドン初戦を突破する。

アルカラス、シナーが順当に初戦突破 ウィンブルドン

【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、前回覇者のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と世界ランキング1位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)ら、上位シードが順当に2回戦進出を決めた。

 大会第3シードのアルカラスは、世界269位の予選勝者マーク・ラヤル(Mark Lajal、エストニア)を相手に、最初の2セットで先にブレークを許しながらも7-6(7-3)、7-5、6-2で勝利を収めた。

 アルカラスは21歳にして、四大大会(グランドスラム)通算4勝目と史上わずか6人目の全仏オープン(French Open 2024)とウィンブルドンの同年制覇を目指している。

 第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は、ヤニック・ハンフマン(Yannick Hanfmann、ドイツ)を6-3、6-4、3-6、6-3で退け、2021年大会の準優勝者で同胞のマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini)との2回戦に駒を進めた。

 第5シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は、16本のサービスエースをたたき込むなどし、アレクサンダル・コバチェビッチ(Aleksandar Kovacevic、米国)に6-3、6-4、6-2で勝利した。

 昨年大会ではベスト4入りを果たしているメドベージェフは、「コート1では一度も負けていないから、このコートでもっとプレーできることを願っている」とコメントした。

 その他では、第8シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)が、アレックス・ボルト(Alex Bolt、オーストラリア)に7-6(7-2)、6-4、6-4でストレート勝ち。グランドスラム通算3勝を誇るスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は、ワイルドカード(主催者推薦)のチャールズ・ブルーム(Charles Broom、英国)を6-3、7-5、6-4で下し、39歳で迎えたウィンブルドンの初戦を突破した。【翻訳編集】 AFPBB News