ポルトガル指揮官も絶賛!C・ロナウド PK失敗試練を乗り越え涙と歓喜の8強進出「これがサッカーだ」

AI要約

ポルトガルがEUROドイツ大会1回戦でスロベニアをPK戦で下し、8強進出を果たした。

延長戦でも決着がつかず、39歳のC・ロナウドがPKで勝利に貢献。41歳のペペも笑顔で喜びを表現。

マルティネス監督はC・ロナウドのメンタルの強さを称賛し、チームの団結を強調した。

 ◇欧州選手権決勝トーナメント1回戦 ポルトガル0―0(3―0)スロベニア(2024年7月1日 フランクフルト)

 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会決勝トーナメント1回戦は1日、ポルトガル(F組1位)がスロベニア(C組3位)に勝利。0―0のまま延長戦でも決着つかず。今大会初のPK戦にまでもつれた激闘を制し、2大会ぶりの8強進出。FWクリスティアーノ・ロナウド(39=アルナスル)が延長前半14分にまさかのPK失敗。試合中に涙を流すほど感情を爆発させたが、PK戦では1人目に登場し見事に成功。強靱なメンタルの強さを見せつけた。

 C・ロナウドは試合中に涙を流す場面もあったが、チームが無事準々決勝進出を決めると41歳ペペ(ポルト)とともに笑顔。「僕たちはまだプレーしなければならないという熱意を示した。これからも楽しんでファンに喜びを与えたい。それが全てだし、僕たちの人生なんだ」と喜んだ。

 PK戦にまでもつれた激闘を振り返り「厳しかったが、これがサッカーだ。彼らは守備が良かったし、とても強かった。しかし、ポルトガルが勝ったのは我々の方がより良いプレーをして、より良いチャンスがあったからであり、我々はベスト8入りに値した」と話した。

 また、マルティネス監督は試合後「ロナウドはPKを外したが、PK戦で決定的な活躍を見せ、道を切り開きました。ロッカールームから結束した勝利でした。クリスティアーノは私たちのキャプテンです。人生にもサッカーにも困難な瞬間はあるものの、諦めず進み続けなければならないことを示してくれました。うまくいかないときにどうすればよいかを示すものでした」と勝利に貢献したC・ロナウドを称賛した。