【陸上】坂井隆一郎「100点」10秒13で江里口以来の連覇 五輪初出場へ望み 男子100m

AI要約

男子100メートル決勝で、坂井隆一郎が10秒13のタイムで連覇を達成。2位との0・01差で勝利し、パリ五輪代表入りの可能性が高まる。

坂井はスタートを生かした走りで勝利し、不安を払拭。準備を進めながら調子を上げて五輪まで臨む意向を示す。

【陸上】坂井隆一郎「100点」10秒13で江里口以来の連覇 五輪初出場へ望み 男子100m

<陸上:日本選手権>◇6月30日◇第4日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇男子100メートル決勝

 男子100メートル決勝で、坂井隆一郎(26=大阪ガス)が10秒13(向かい風0・2メートル)で09~12年の江里口匡史以来となる連覇を達成した。「100点。自分のことを褒めてあげてもいいんじゃないか」と笑った。持ち味のスタートを生かした走りで、2位の東田と0・01差の10秒13。「負けたかな」と不安がよぎったが、掲示板の表示に安堵(あんど)した。今大会の結果により、パリ五輪代表入りの可能性が浮上。「どうなるかわからないけど、五輪までに調子を上げていきたい」と準備を進める。