「普通の生活を送っていた」大谷翔平の元通訳・水原一平被告の現在が見えた…?米メディア「裁判を受けながら…」

AI要約

大谷翔平選手の専属通訳である水原一被告が銀行詐欺と所得税虚偽申告の罪を認めたことが報じられた。

角川歴彦氏が日本の「人質司法」に関して政府を訴えており、拘留された経験を持つ。

米国の裁判制度と日本の裁判制度の比較が行われ、水原被告の場合は普通の生活が送れる一方、日本では厳しい保釈手続きが行われることが示された。

「普通の生活を送っていた」大谷翔平の元通訳・水原一平被告の現在が見えた…?米メディア「裁判を受けながら…」

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一被告は、銀行詐欺と所得税の虚偽申告の罪を認めた。判決は10月に下される予定だが、実刑判決が下るまでの生活環境は日本と大きく異なっている。米メディア『バロンズ』が報じた。

 東京オリンピックに関連した贈収賄疑惑で起訴された日本の大手出版社の元会長である角川歴彦氏は、日本の「人質司法」をめぐり政府を訴えている。

 80歳の出版界の大物は、7ヶ月以上拘留された後、昨年4月に保釈されていた。その間に3件の保釈請求が却下されたが、4件目の保釈請求は東京地裁によってようやく認められたという。日本の制度では、容疑者は1つの罪状につき最長23日間拘留される可能性があり、再逮捕は日常茶飯事で、保釈請求は却下されることが多い。

 同メディアは日本の制度と水原被告の状況を対比し、「水原は裁判を受けながらも普通の生活を送っていた。一方、日本ではヨーロッパの中世にふさわしい裁判制度がそのまま残されている」と報じている。