「N高」「S高」の次は…群馬・桐生に来年開校のネット高校、校名に思い込めた「3つのR」

AI要約

インターネットを活用した通信制高校を展開する学校法人が新たに3番目の通信制高校R高を開校することを発表。

授業はネットを使って自宅で受講できるが、スクーリングという教師との対面授業もある。

校名には生徒一人ひとりが自分のRを創る思いが込められており、桐生市長も期待を寄せている。

 インターネットを活用した通信制高校を展開する学校法人「角川ドワンゴ学園」(沖縄県うるま市)は26日、群馬県桐生市梅田町の旧県立桐生女子高校跡に3番目の通信制高「R高」を来年4月に開校すると発表した。

 同学園の高校はインターネットと通信制高校制度を活用した「ネット高校」で、2016年開校の「N高」(沖縄県うるま市)と21年開校の「S高」(茨城県つくば市)がある。2校の生徒数が計2万8000人を超えたため、3校目を開校する。

 授業はネットを使って自宅などで受講できるが、在学中に5日程度、教師と生徒が顔を合わせて授業などを行う「スクーリング」への出席が必要。出願は9月20日から受け付ける。

 同学園は校名について「リスペクト(尊敬)、リレーション(関係)、レボリューション(革命)など生徒一人ひとりが自分のRを創れるようにとの思いを込めた」としている。

 荒木恵司市長は「世界で活躍する人材として桐生から羽ばたいてほしい」とコメントした。