【陸上】田中佑美2着も世界ランキングでパリ五輪代表濃厚 女子100メートル障害

AI要約

日本選手権での女子100メートル障害決勝で、田中佑美選手が12秒89で2位になり、パリ五輪出場が濃厚になった。

田中選手は準決勝で自己記録を更新し、自己ベストの12秒85をマークしたものの、日本記録保持者の福部真子選手に競り負けた。

福部選手は12秒75でパリ五輪参加標準記録を突破しており、田中選手は喜びつつも少し残念な気持ちを抱えている。

【陸上】田中佑美2着も世界ランキングでパリ五輪代表濃厚 女子100メートル障害

<陸上:日本選手権>◇6月30日◇第4日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇女子100メートル障害決勝

 昨夏の世界選手権代表の田中佑美(25=富士通)が、12秒89(向かい風0・2メートル)で2着となり、世界ランキングでのパリ五輪出場が濃厚になった。

 好スタートを切ったが、最後に日本記録保持者の福部真子(28=日本建設工業)に100分の3秒及ばず競り負けた。

 準決勝で自己記録を0・04秒更新する12秒85(向かい風0・3メートル)の自己ベストをマークした。予選の12秒91(追い風0・6メートル)に続く12秒台も、前組で福部が12秒75(追い風0・8メートル)をマークして、パリ五輪参加標準記録(12秒77)を突破していたため「こんなにうれしくない自己ベストは初めて」と話していた。