【ロッテ】小島和哉、土砂降りの中7回3失点「都志也に引っ張ってもらった」原点立ち返り5勝目

AI要約

ロッテ小島和哉投手が3連敗中から復活し、土砂降りの中で7回3失点と力投した。

トレーニング法を変えたことで調子を上げ、前回の失敗を乗り越えた。

チームは3連勝し、復活した小島和哉投手は次の登板に向けて意気込んでいる。

【ロッテ】小島和哉、土砂降りの中7回3失点「都志也に引っ張ってもらった」原点立ち返り5勝目

<ロッテ4-3オリックス>◇28日◇ZOZOマリン

 ロッテ小島和哉投手が復活した。自身3連敗中だったが、土砂降りの雨の中、7回3失点と力投。激しい雨に打たれながら3回までに4安打で3点を奪われたが、4回以降は調子を上げて1人の走者も許さなかった。「もう1回立ち返って、真っすぐ行った方がいいんじゃないって感じだったので。あとは(佐藤)都志也のリードに引っ張ってもらいました」と原点に立ち返って、直球主体の投球にした。

 4日の巨人戦で2回0/3を12安打11失点とプロ6年目で初の2ケタ失点し、そこから3連敗と調子が上がらなかった。現状を打破するためにトレーニングコーチと相談し、前回から調整法を変えた。「今週はランニングの量も、ウエートのメニューも全部、僕が今までやってきた調整法とは全く違うことをやっていて。中6以上空くときは結構やりこむんですけど、この際だいぶ落としてケアも強制的にして、良かった」と振り返った。

 チームはこれで3連勝。復活した左腕は「こんな1試合で今までの分がちゃらになるわけじゃない。でもほんの少しでも、半歩でも前には進めたと思うので、必ずこれを良い方向にもっていけるように次の登板が大事だと思うので頑張りたい」と力を込めた。【星夏穂】

 ▽ロッテ藤原(今季初出場で初安打、守備でもフェンスに激突しながらダイビングキャッチ)「最初のヒットを打つまでは緊張するので、最初の試合で1本打てて、気持ちが楽になる。(守備は)グラウンドコンディションは良くなかったけど、とにかく思い切りいこうと勇気を持って突っ込みました」