東農大が93年秋以来、31年ぶりの1部復帰! 打線が18安打12得点と爆発

AI要約

東農大が31年ぶりの1部復帰を果たした入れ替え戦で駒大を12-1で破る。

東農大の打線が活躍し、18安打12得点を記録。エース・長谷川は3安打1失点の完投を果たす。

昨年の3部降格から急速な成長を遂げ、今秋の1部リーグ戦に向けて進化を続けている。

東農大が93年秋以来、31年ぶりの1部復帰! 打線が18安打12得点と爆発

 ◇東都大学野球1、2部入れ替え戦 東農大12ー1駒大(2024年6月27日 神宮)

 2部1位の東農大が1部6位の駒大に快勝し93年秋以来、31年ぶりの1部復帰を決めた。

 またしても自慢の打線がつながった。初回に1点を先制すると4回までに毎回得点で11得点。終わってみれば18安打で12得点を奪って見せた。

 プロ注目右腕のエース・長谷川優也投手(4年=日本文理)は7回にソロこそ浴びたが3安打1失点で完投。勝利の瞬間はマウンド上に歓喜の輪ができ、涙を流す選手もいた。

 まさにどん底からはい上がってきた。昨春は最下位に終わるとその後の大正大との入れ替え戦に敗れて3部降格。しかし、秋にすぐさま2部復帰を果たすと今春は00年秋以来、24年ぶりに2部で優勝。1部復帰への挑戦権をつかんだ。

 今チームのスローガンは「下克上」。まさに言葉通りの躍進で今秋、1部で戦う権利を得た。