大学侍Jの飯山志夢 マルチ&2得点で立正大2部残留王手に貢献 父は元日本ハム内野名手のドラフト候補

AI要約

立正大が順大に4-0で先勝し、2部残留に王手をかける。

大学日本代表に選ばれた飯山志夢外野手が存在感を示し、マルチ安打2得点を挙げる。

飯山は父親が元日本ハムの内野手であり、2部残留を決めて国際舞台への挑戦を目指す。

大学侍Jの飯山志夢 マルチ&2得点で立正大2部残留王手に貢献 父は元日本ハム内野名手のドラフト候補

 「東都大学野球・2、3部入れ替え戦、立正大4-0順大」(25日、神宮球場)

 立正大(2部6位)が順大(3部1位)に4-0で先勝し、2部残留に王手とした。大学日本代表に選ばれた今秋ドラフト候補の飯山志夢外野手(4年・中央学院)が「1番・中堅」で出場し、マルチ安打2得点と存在感を示した。1、2部入れ替え戦では駒大(1部6位)が東農大(2部1位)を破り、1部残留に王手とした。

 試合開始のサイレンが鳴りやまぬうちに、快音を鳴らした。飯山が第1打席の初球から安打を放つなど躍動だ。

 「積極的に行こうと思っていた中で、振り切ったことで良いところに飛んでくれました」

 八回1死では、中堅手前へポトリと落ちる打球で快足を飛ばし二塁へ。「守備位置を見ながら走っていたので、いけると思いました。良い走塁だった」と自画自賛だ。

 22日から大学代表の選考合宿に参加。入れ替え戦へ備え2日目で切り上げたが「一つ一つのプレーを大事にすること、そもそものパワーも違う。レベルが高いと感じた」と刺激を受けた。初の代表選出に「役割を全うしたい」と力を込める。

 父は元日本ハムの内野の名手で、現同球団プロスカウトの裕志氏(44)。DNAも受け継ぎ、走攻守そろった外野手として注目を集める。2部残留を決め、国際舞台へと挑む。