大谷翔平の24号先頭弾は「自己最遅弾」 打球速度は最速よりも41キロ遅い一発に

AI要約

大谷翔平投手がホワイトソックス戦で24号先制ソロ本塁打を放ち、驚きのシーンも見られた。

本塁打は打球速度が遅かったが、久々の先頭打者本塁打となった。

この本塁打は大谷のメジャー移籍後の通算195本の中で最も遅い速度でのものだった。

大谷翔平の24号先頭弾は「自己最遅弾」 打球速度は最速よりも41キロ遅い一発に

◆米大リーグ ホワイトソックス―ドジャース(25日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、プレーボール直後の1回表先頭の1打席目に、今季2発目の先頭打者本塁となる24号先制ソロを放った。

 プレーボール直後、カウント2―2からの5球目だった。外角の72・9マイル(約117・3キロ)カーブを捉えると、右翼手が目いっぱい手を伸ばしてグラブにかすりながら、フェンスを越えていった。半信半疑だった大谷は一塁ベースを踏み忘れたと勘違いしたのか、二塁ベースに近づいたところで一度一塁ベースまで戻って踏み直す珍しいシーンも見られた。打球速度は93・8マイル(約151・0キロ)、飛距離は376フィート(約115メートル)だった。

 打球速度93・8マイル(約151・0キロ)は、大谷がメジャー移籍後にはなった通算195本の本塁打の中で最も遅かった。本塁打の中で最速は今年4月23日(同24日)の敵地・ナショナルズ戦で放った際の118・7マイル(約191・0キロ)だったが、ちょうど40キロも遅かったが、ギリギリで右翼フェンスを超えていった。