バレー日本女子の“頭を使った”守備、逆襲につなげた連係に海外感心「アメージングだ」

AI要約

日本はVNL女子で初の準優勝を果たし、海外メディアやファンから高い評価を受けている。

日本チームは頭を使ったプレーで注目を集め、特にディフェンスのスキルが称賛されている。

今大会で躍進を遂げた日本女子バレーは、パリ五輪前哨戦として注目を集めている。

バレー日本女子の“頭を使った”守備、逆襲につなげた連係に海外感心「アメージングだ」

 23日までタイ・バンコクで行われたバレーボールのネーションズリーグ(VNL)女子で、日本は同大会では初の準優勝を果たした。大会を通じてハイレベルなプレーで世界を魅了したが、海外メディアは日本が“頭を使った”プレーに注目。ファンからも「アメージング」といった反響が寄せられている。

 瞬時に反応した。準々決勝の中国戦、リベロの福留慧美がアンダーハンドで上げたボールを林琴奈がスパイク。中国の2枚ブロックにつかまったが、偶然か狙ったのか、ネット際の岩崎こよみが頭に当ててレシーブし、後方に飛んだボールを石川真佑が懸命に拾った。その後の攻防で戻ってきたボールを、最後は古賀紗理那が豪快なスパイクを決めてポイントにつなげた。

 スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」公式TikTokは「このビデオはほとんど日本のディフェンスをまとめたものです」とつづって動画を公開。動画内には「コーチがあなたに頭を使うよう伝えたとき」といったキャプションが添えられた。

 これには海外ファンから「素晴らしい…」「アメージングだ」「マユ・イシカワのなんてフロアディフェンスだ」「速いい」「おめでとうジャパン」といった称賛の声が寄せられ、中には「文字通りの意味じゃなかったのに」と笑いを漏らすファンもいた。

 パリ五輪前哨戦と言われた今大会で躍進を遂げた日本女子バレー。五輪1次リーグではVNL準決勝で破ったブラジルの他にポーランド、ケニアと対戦する。