57歳カズ、JFL鈴鹿に復帰へ 期限付き移籍、7月にチーム合流 新監督は元ヴィッセルの「まな弟子」

AI要約

57歳で現役を続けるサッカー元日本代表FWの三浦知良がJFLのアトレチコ鈴鹿に移籍することが発表された。

新監督には元韓国代表MFの朴康造氏が就任予定であり、カズは彼と再びプレーすることになる。

鈴鹿はカズが過去に在籍したチームであり、彼はJFLで最年長得点と出場記録を更新していた。

 57歳で現役を続ける「カズ」ことサッカー元日本代表FWの三浦知良が、日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿に期限付き移籍することが25日、発表された。鈴鹿は新監督として元韓国代表MFの朴康造(パク・カンジョ)氏(44)=兵庫県尼崎市出身=が7月1日に就任予定で、カズはJ1ヴィッセル神戸時代の2003年~2005年にともにプレーした「まな弟子」の指揮の下、新たなスタートを切る。(小川康介)

 カズはポルトガル2部のオリベイレンセで2季目を過ごし、5試合出場無得点。帰国後は国内クラブへの復帰を想定し、堺市で自主トレーニングに励んでいた。7月2日にチーム合流を予定している。

 国内4部相当のJFLで戦う鈴鹿は今季から新体制となり、チーム名を鈴鹿ポイントゲッターズから改称。カズはポイントゲッターズ時代の2022年に所属し、18試合に出場して2得点を挙げ、リーグの最年長得点と最年長出場記録を大幅に更新していた。

 朴康造新監督は滝川第二高校(神戸市西区)を卒業後、カズもいた京都サンガや神戸でプレーした。2012年、神戸での引退表明後、ボートレーサーへの転向を表明したが、けがで断念。2013年に神戸のスクールコーチに就任し、2022年からは女子の強豪、INAC神戸のテクニカルアドバイザーや監督を歴任していた。13歳上のカズを慕い、堺市での自主トレーニングに参加するなど近年も交流を続けていた。